小湊鉄道の列車(キハ200)の多くは、上総牛久駅で乗り換えになる。上総牛久駅は、小湊鉄道の沿線のなかでは、最大の市街地だ。周辺には、住宅地が広がっている。とはいえ、なかなか次の列車が来ない。そんな待ち時間もまた趣がある。
<小湊鉄道[キハ200]の座席>
小湊鉄道の座席に、木漏れ日が包む。奥深い山のなかに入っていく。小湊鉄道の車両(キハ200)のシートは、素朴なロングシートだ。
小湊鉄道の沿線で一番人気の見どころといえば、養老渓谷だろう。養老渓谷は、千葉県市原市と大多喜町の境界を流れる養老川がつくりだしている渓谷だ。砂岩を主にした梅ヶ瀬層が川の流れで浸食され、40mにも及ぶ深い谷をつくりだしている。周囲は豊かな緑。自然の息吹や野鳥の声が心地よい。渓流は上流に行くに従って、大小さまざまな滝の風景をつくりだし、特に、養老川上流にある、粟又の滝は雄大そのものだ。
養老渓谷には渓谷を一周する約7kmの遊歩道が整備されているので、ハイキングに最適だ。小湊鉄道の養老渓谷駅でハイキングMAPをもらって、ハイキングにくりだそう。養老渓谷の界隈のなかでは中瀬遊歩道などでは特に自然の息吹を感じられる。清らかな渓流やさまざまな植生や動物、都会では味わえない風景が盛り沢山だ。殊に養老渓谷では、春はつつじや新緑、秋の紅葉がうつくしい。
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